ヘンプ由来の健康系の製品
「薬」としてのヘンプが最初に文書化されたのは、中国で紀元前2300年頃で、皇帝が便秘、痛風、および月経の問題の治療のためにヘンプを処方したとされています。
それ以降、ヘンプ(および大麻)を薬として使用した記録は、インド、エジプト、ペルシャ、ヨーロッパ、さらには米国の初期の頃を含む、さまざまな文明に現れました。
今回は、今日に使用できるさまざまなヘンプ製品の中の数例紹介します。
ヘンプエキス(CBD)
今話題のCBDオイルは、ヘンプ抽出物で、ヘンプの葉に自然に含まれる化合物です。
CBD(カンナビジオール)はよく知られている化合物の1つですが、他にもヘンプには80種類以上の他にも有効的な化合物が含まれています。
イスラエルのラファエル・メコーラム博士は、これらの抽出物の研究の先駆者で、一流の科学者です。
彼のドキュメンタリーを読むと、彼についてもっと学ぶことができます。
米国の保健福祉サービスが保有する特許によると:
「カンナビノイドは、NMDA受容体拮抗作用とは関係のない抗酸化特性を持っていることがわかっています。
この新しく発見された特性により、
カンナビノイドは、
・虚血性疾患
・加齢性疾患
・炎症性疾患
・自己免疫疾患
など、さまざまな酸化関連疾患の治療と予防に役立ちます。
ほかにもカンナビノイドは、
・脳卒中や外傷などの虚血性傷害後の神経学的損傷の制限
・アルツハイマー病
・パーキンソン病
・HIV認知症
などの神経変性疾患の治療など、神経保護剤として特に応用できることがわかっています。
2014年の産業用大麻農業法の成立により、CBDは現在、米国の50州すべてで販売することが合法となっています。
ヘンプエッセンシャルオイル
ヘンプの抽出物よりもさらに希少なヘンプのエッセンシャルオイルは、ヘンプの植物の上葉と花を水蒸気蒸留することによって作られます。
淡い黄色から薄い緑色で、高濃度の治療用アロマです。
1オンスのヘンプのエッセンシャルオイルを作るのに50ポンド以上のヘンプの素材が必要になります。
また、ヘンプエッセンシャルオイルは世界で最も高価なオイルの1つであり、THCやCBDは含まれていません。
ヘンプエッセンシャルオイルは、その香りと中枢神経系の治療能力でよく知られています。
不安や睡眠の問題を和らげるためにヘンプのエッセンシャルオイルを使用する方法はたくさんあります。
オイルはディフューザーで使用できます。
熱い蒸気の風呂の水に加えられ、マッサージのためにマッサージオイルと混合されます。
カリフォルニアを拠点とするブランドのKushedは、麻のエッセンシャルオイルを他の純粋なエッセンシャルオイルとブレンドし
て、忙しい現代の生活に巻き込まれた人々のための自然療法を作り出しています。
アロマセラピーキャンドル
カリフォルニアを拠点とするブランドKushedは、ヘンプのエッセンシャルオイルから作られたアロマテラピーのヘンプキャンドルを開発しました。
あなたの体をリラックスさせるため、夜に使用するのに最適です。
マッサージオイル
ボディウォッシュとして、あるいはローションとしてヘンプオイルがどれほど素晴らしいかについてはすでに述べていますよね。
ヘンプオイルには、肌を滑らかにし、乾燥を和らげるのに役立つ特性があるためです。
ヘンプオイルをマッサージオイルとして使用すると、間違いなくマッサージがさらに良くなりますよ。
是非試してみてくださいね。
ヘンプ抗炎症剤
ヘンプの初期の研究では、カンナビジオール(CBD)が関節の痛みと関節炎を和らげることができることが証明されました。
したがって、CBDを含むヘンプ抗炎症剤をつかうことは意味があります。
もしかすると、あなたが探していたベストな関節の鎮痛剤かもしれません。
ベイプ
すでに自分のベイプの本体を所有している場合は、ベイプのヘンプリキッドを試してみてください。
蒸気を吸うことがCBDのメリットを体験する最も効果的な方法と言う人もいるほど、人によっては効果を体感できる製品だと思います。
いかがでしたでしょうか?
ヘンプが健康にとって良い効果があることが証明されつつあります。
今の段階ではあまり日本では浸透していませんが、他の先進国ではかなり急速に浸透しつつあります。
このような状況や、ヘンプには有益な効果があるということだけでも覚えておいていただけたらと思います。
<参考記事>https://ministryofhemp.com/blog/hemp-products-list/