歴史の裏にヘンプがあった!興味深い歴史的事実を紹介します。

歴史の裏にヘンプがあった!興味深い歴史的事実を紹介します。

今回はヘンプが歴史上の出来事に出てきた事実を紹介したいと思います。

 

ヘンプ素材は古くから使われていて、丈夫で栽培も楽、全ての部分が使用できるといった多くのメリットがあったために選ばれた素材だったので、よく歴史の裏では使われていたのだと推測できます。



エジプトのミイラはヘンプの布に巻かれていた

エジプトといえばミイラくらい有名なお話ですが、そのミイラは麻の布に巻かれていました。

 

正確にいえば、ヘンプかは解明されておらず、亜麻かヘンプだそうです。早く乾燥し、湿気を逃す麻の特性が生かされ、使用していたと思います。

エジプトといえば他にも1877~1879年に大量に出土された古文書をライネル・コレクションと称されているが、そのうち8~10世紀のアラブの古代の紙はヘンプが原料でした。



クリストファー・コロンブスは、ヘンプで装備された船で航海。

あの歴史的大発見、アメリカ大陸を発見したコロンブスは、ヘンプの帆がついた船でアメリカ大陸を発見したと言います。

 

コロンブスだけではなく、その頃の船では帆やロープなど色々な航海のための持ち物にヘンプ製の製品が使われていました。

その理由は単純にヘンプの繊維は地球上で最も丈夫な繊維なので、一番信用できる素材として使用されていたのです。

 

ジョージ・ワシントンはヘンプを栽培していた

ヘンプは、ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンを含む多くの農民によって植民地時代のアメリカで広く栽培されていました。

 

ジョージ・ワシントンは生涯を通じて、マウント・バーノンで工業用にヘンプを栽培しました。

ヘンプの繊維は、ロープや帆布の材料として優れた特性を持っていることを知っていたのです。

 

さらに、ヘンプの繊維を紡いで衣類用の糸にしたり、マウント・バーノンの記録にあるように、ワシントンがポトマック川沿いの漁場で使用していた大きな地引網の修理にも使用されていました。

 

しかし、ジョージ・ワシントンは1760年代のある時で、ワシントンはタバコよりもヘンプの方が有利な換金作物になるかどうかを検討したが、小麦の方が良いと判断したそうです。

 

(参考記事:Did George Washington Grow Hemp?

https://www.mountvernon.org/george-washington/farming/washingtons-crops/george-washington-grew-hemp/



ベッツィー・ロスはヘンプで最初のアメリカ国旗を縫いました。

アメリカの国旗、星条旗を初めて作ったアメリカ人女性ベッツィー・ロス。その歴史的な星条旗はヘンプ製の星条旗だったとのことです。

こちらの理由も丈夫で長持ちするというヘンプの性質上、選ばれた素材だったとは思うのですが、こんな大事な歴史にもヘンプが関わっているのがすごいですよね。

因みにベッツィー・ロスが六芒星から五芒星に変更したという逸話もありますが、こちらはデマのようです。



ヘンリーフォードはヘンプ製の自動車を作った

1941年、ヘンリー フォードはヘンプと麦わらで作ったプラスチックで自動車を作りました。

 

それだけではなく、燃料にもヘンプを使ったバイオ燃料が使われていたそうです。

もしガソリンではなく、ヘンプのバイオ燃料が使われていたならば、CO2を抑えつつ畑で吸収するヘンプ農地が広がっているでしょうし、今の地球温暖化もかなり変わっていたに違いありません。

この事実を知ったときに、ヘンリーフォードはなんと先見の明がある人物なんだとびっくりしました。

 

(参考記事:Henry Ford’s first Model-T was made of hemp and built to run on hemp gasoline

https://docs.google.com/document/d/1JXpmbPKq-9L6fFSdfdoOLqqDtYExtMJoWbMR0WiULDs/edit



ジャパンブルーの着物はヘンプで出来ている

サッカーのユニフォームで有名なジャパンブルー。

 

その語源は明治初期より前の時代、来日した欧米人が日本という国を見たときに、ほとんどの日本人がブルーの着物をきていたことから由来します。

 

その日本人が来ていた着物のほとんどはヘンプから出来ているのです。

 

当時、木綿は寒いところでは育たず、逆に丈夫にすくすくと育つヘンプは一般の市民にも手に渡るような素材だったのです。

 

天皇陛下に献上される着物もヘンプでできている

こちらは歴史的にもそうなのですが、現在の儀式でも使われています。

 

天皇陛下が退位し、皇太子さまが即位した後、大嘗祭。天皇による初めての新嘗祭で、皇位継承に伴う重要な皇室行事として位置付けています。

 

大嘗祭では、「麁服(あらたえ)」と「繪服」が神座に祭られ、五穀豊穣を祈る。このうち麁服は大麻の織物を指しているのです。日本でも昔から重要な植物だったのがよくわかります。

 

(参考記事:あらたえ考~大嘗祭を前に(1)大麻栽培の古里 徳島と皇室結ぶ糸https://www.topics.or.jp/articles/-/186792