CBDバームの効果や用法について説明します。

CBDバームの効果や用法について説明します。

今回はCBDバームの効果や用法について説明したいと思います。

CBDバームの具体的な効果や使用方法、他の製品との違いなどが知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

CBDについて

まず、CBDのことについてになりますが、カンナビジオール (CBD) は、最近、さまざまな種類の製品に使用されつつあり、すごい勢いで盛り上がってきています。

 

CBD自体は大麻に含まれる多くの活性化合物の 1 つで、それに関する研究は現在も進行中でCBD についてまだまだこれから発見されていくことが沢山あります。


これまで研究されてきた結果、私たちが行っている研究では、CBD には次のような利点があることが示唆されています。

効果については全ての人に当てはまるわけではないので、断定的ではなく可能性として記しておきます。

睡眠を改善するのに役立つ可能性が高い。

・痛みや不安を和らげる可能性が高い。

・抗炎症特性が含まれています。

・てんかん患者の発作を軽減するのに役立ちます。ちなみにアメリカでは、発作したとき用の薬のエピディオレックスは、食品医薬品局 (FDA)によって承認された唯一の処方CBD製品です。


リキッド、カプセル、グミなどの食用製品を通じてCBDを摂取することができますが、外用的に使用したい場合、CBDバームを試してみるのも良いでしょう。

CBDバームは局所的な痛みのある場所に塗ることができますし、就寝時のルーティンとしてリラックスするために使うこともできるのです。

CBDの元である大麻には様々な用途がありますのでこちらの記事も読んでいただけるとどれだけこの植物が有益かわかると思います。(関連記事:Hempは私たちの未来にとって非常に重要な植物です。


これからCBDバームの効果や使用法などについて詳しく解説していきます。

CBDバームとは?


CBD バームのほとんどの製品が固めのワックスのような形状になっています。

それらは、バームよりも少し柔らかいCBDクリームとは少し異なります。

CBDバームとクリームはどちらも植物性油と蝋をベース成分として使用する傾向がありますが、クリームとローションは通常水を使用しています。

CBDバームは水を使っていないので、濃縮された製品になっていて、痛みを和らげるのに優れています。

CBD バームの効果いろいろ


CBDバームは飲んだりするのではなく、肌に直接使用することを目的としていることはわかっていますよね。

一般的な外用薬の研究によると、皮膚の吸収力は他の粘膜に比べてかなり弱いことがわかっています。

つまり、CBDも吸収されるのが弱いので、局所製品を使用するときは、CBDのレベルが高いものを選択して、たっぷりと塗ることが最適解ということになります。

そして、CBDバームは様々な効果があるため、いろいろなシチュエーションでCBDバーム使用することをオススメします。

鎮痛効果

メントール、カプサイシンなどの鎮痛成分をプラスしたCBD製品を使用すると、さらに高い治療効果がもたらされる可能性が期待できます。

皮膚の状態を良くする効果

CBDバームは、身体的な痛みを和らげるだけでなく、特定の皮膚の状態に有益な作用があります。


米国皮膚科学会は、局所的に使用するCBD製品が、にきび、湿疹、および乾癬の一因となる炎症を軽減する可能性を示していると述べています。

その他の効果

そしてCBDバームをはじめとする局所的CBD製品が、次のようなさまざまな痛みの問題に役立つことを示しています。


2015年の研究では、関節炎関連の痛みに効果がると発表されました。(文献:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ejp.818 
ラットで行われた実験では、皮膚に塗布されたCBDジェルが関節の腫れを大幅に軽減することがわかりました。


2020年の研究では、神経痛を緩和する効果が示されました。(文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31793418/
局所的CBDオイルの痛みへの影響を調べました。この研究では、神経に損傷を受けた人は全員、痛みのレベルが減少したと報告しています。

効果的なCBDバームの使い方


バームは、通常のモイスチャライザーと同じように塗布することを目的としています。
治療している部分をやさしくマッサージし、必要に応じてCBDバームを追加していくようにしましょう。


さまざまな強さのCBDバームがあるのですが、一般的に配合量は、CBD製品の経験、自分の体重、製品の効力、治療している状態など、多くの要因によって異なります。

 

CBDに慣れていない場合は、できるだけ少ない量から始めて、体がどのように反応するかを確認するのが最善です。必要に応じて、そこから用量を増やすことができます。

CBDの安全性と副作用


WHO(世界保健機構)は CBDは安全であると発表していますが、一部の人々は次のような副作用を経験する可能性があります。


・倦怠感
・下痢
・食欲の変化
・体重の変化


CBDはいくつかの薬と相互作用する可能性があるため、特に薬を服用している場合は、CBDを試す前に医師に相談することをお勧めします。


局所的なCBD製品が上記の副作用を引き起こす可能性は低いのですが、最初に成分をチェックして、アレルギーがないことを確認することをお勧めします。


傷のついた皮膚には外用薬を使用しないでください。皮膚のより広い領域に製品を使用する前に、パッチテストを行ってアレルギー反応がないことを確認するのが良いでしょう。


パッチテストを行うには、手首の内側に少量のバームを置きます。24 時間待って、肌がどのように反応するかを確認してください。赤みやかゆみなどの刺激の兆候が見られた場合は、製品の使用を中止してください。

まとめ


CBDの研究はまだ始まったばかりですが、徐々に増え続ける証拠と消費者レポートは、CBDバームなどの外用品を使用すると、にきびや湿疹などの痛みや皮膚の状態を含む多くの病気に効果があることを示唆しています。

 

前述しましたがCBDバームは他の外用品と比べて、水やオイルなどで薄めている量が少ないので、よりCBDの外用的な効果を得られると思います。


気になる方は、是非一度CBDバームのリラックス効果や修復効果などを試してみることをオススメします。

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